どのようにすれば、表をより使いやすくすることができますか?

スクリーンリーダー利用者は、目の見えるユーザと同じように表を読むことができません。目の見えるユーザは、あるセルがどの列と行に関連しているかを一目で見分けることができますが、 スクリーンリーダー利用者は、適切にコード化された表を必要とします。表を使えるようにするためには、追加のステップが必要になります。

表の例(シンプルな表)

上の画像は、2人の人が読んだ本というシンプルな表を表示しています。誰がどの本を読んだかを特定するために必要なのは、列のヘッダだけです。

表の例(複雑な表)

上の画像では、「2人が毎週読む本」という複雑な表があります。列と行の両方のヘッダが必要です。

2つ目の例では、スクリーンリーダー利用者は、Tomikoが第3週に読んだ本がSound and the Furyであることがわかります。

アクセシブルな表を作るための手順

表を追加する際には、それぞれに見出しとなる行や列を適宜追加してください。 表の作成メニューには見出しオプションがあり、最初の行、列、またはその両方を選択できます。

表の内容を読者に知らせるために、必要に応じて表にキャプションを追加します。(例「最近の研究データ」、「入力と出力の表」等)

テーブルは表形式のデータにのみ使用し、レイアウトには使用しないでください。