リンクをアクセシブルにするにはどうすればいいですか?
支援技術の利用者は、リンクリストを使ってコンテンツをナビゲートします。つまり、リンクが何をするものなのか、文脈に頼ることはできません。 各リンクは、それが何をするものかを独自に説明する必要があります。リンクを一意に識別するための最良の方法は、リンクテキストにあります。良い例は「課題34を見る」、「アメリカ昆虫学会を訪問」 などです。
ユニークで説明的なリンクテキストの使用
上の画像は、2つのテーブルを表示したものです。
- 各アイテムに複数のリンクがあるようなリストでは、上記の最初の例のようなテーブルを作成したくなるでしょう。 このテーブルには3つの行があり、それぞれの行には、リンクをクリックしてそのアイテムに投票したり削除したりできるアイテムが含まれています。 各アイテムにはVoteとDeleteのリンクしかないため、スクリーンリーダーなどの支援技術の利用者は、どのアイテムに投票しているのかがわからないかもしれません。
- 2番目に示した例が、より良いでしょう。 各項目のリンク先には、それらを選択するために必要な情報がすべて含まれています。Vote on item1、Delete item1、Vote on item2、Delete item2、などです。
画像リンクに代替テキストを追加
リッチテキストエディタに埋め込まれたHTMLリンクのうち、画像のみでテキストコンテンツを含まないものには、簡潔な代替テキストが必須です。 代替テキストには、リンクの目的(例えば、リンクを有効にしたときにユーザが移動する「目的地」)を記述する必要があります。 画像への代替テキストの追加に関する詳細は、どうすれば画像にアクセスしやすくなりますか?をご覧ください。
ダウンロード可能なファイルへのリンクにおけるファイルタイプの識別
ダウンロードしているファイルの種類がわかると、支援技術の利用者には便利です。リッチテキストエディタでファイルにリンクする際には、リンクテキストに情報を含めてください。
例:エッセイ(MS Word)、レポート(PDF)、プレゼンテーション(MS Powerpoint)